小田原発、印刷デザインで地域を元気にする方法
地域活性化に頭を悩ませている小田原の事業主さん、必見です!
実は、印刷デザインが地域の魅力を引き出し、売上アップや観光客増加につながっているって知っていましたか?私たちが手がけた小田原の印刷デザインプロジェクトでは、地元の特色を活かしたチラシで客足が増えたケースも!今回は小田原発のデザイン力で地域を元気にする具体的な方法をご紹介します。予算が限られた中小企業さんでも実践できる印刷デザイン戦略や、長期的ブランディング、明日から試せる小ワザまで!
チラシやポスター、パンフレットなどの印刷物がどうやって地域を変えるのか、成功の秘訣をお教えします。地元愛にあふれた印刷デザインで小田原を元気にしていきましょう!
1 紙モノが持つ“触感価値”を思い出そう
インスタやショート動画が主流になったいま、紙にお金や手間をかけるなんて…と感じる方もいるかもしれません。でも、実際に小田原の商店街を歩いてみると、ちょっと厚めのカードや、上質紙にしっかりインクがのったショップリーフレットを受け取った瞬間、「このお店、なんだか良さそう」という直感が湧くことはありませんか?
印刷 物が強いのは、情報量よりも“質感”を通じて記憶に残るところです。表面のざらつき、箔の光沢、活版のへこみ。こうしたフィジカルな刺激は、スマホのスワイプでは到底味わえません。だからこそ デザイン の世界では、デジタルと対になる言葉として “触感(タクティリティ)” が重視され続けています。
◆ まずは一枚の名刺から
名刺なんてもう交換しない? いいえ。観光都市 小田原 では、いまでも名刺交換が立派なコミュニケーションツールです。ただ、「名前+肩書+電話番号」を載せただけのものはすぐに机の奥へ。そこで提案したいのが “ストーリーミニカード”。名刺の裏面をまるまる使い、たとえば「曽我梅林の香りをイメージした活版の梅マーク」「早川漁港の朝焼けを模したグラデーション」「寄木細工のパターンを型押し」など、小田原 らしい要素をひとつだけ盛り込みます。面積は小さくても訴求力は大きく、しかも印刷コストはさほど高くありません。
2 地域ストーリーを“見える化”する三段階
では具体的に、どのようにデザイン×印刷を企画していけばよいのか。ポイントはたったの三つです。
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キーワードを抽出する
歴史・自然・食・人物・風習 など、「この街といえば?」と思い浮かぶ単語をまずはポストイットに書き出します。 -
キーワード同士を線で結ぶ
たとえば「小田原城」‐「北条氏」‐「風魔忍者」と連鎖したら、「歴史ロマン」を統一テーマに据えられます。 -
ビジュアル化する
色(相模湾の青/寄木の茶)、形(提灯の丸/梅の五弁)、質感(和紙の繊維/真鶴石のざらつき)という三つの切り口でイメージを膨らませ、レイアウトに落とし込みます。
このプロセスを地元の高校生や大学生、クリエイター志望の若者と一緒に行うと、思いもよらない視点が加わり、より多角的なデザインになるはずです。
3 印刷コストを抑える“部分リニューアル”術
「全面改装は無理だけど、何か新しくしたい…」そんなときは “ちょい変え” をお勧めします。
改善箇所 | ねらい | コスト感(概算) |
---|---|---|
商品ラベルだけ刷新 | 写真映え+手土産需要 | 1,000 枚で2万円前後 |
ショップカードを二層紙に | 手触りの差別化 | 500 枚で1万5,000円前後 |
ポスターは版を共通化 | 複数店舗で使い回し | 1デザイン6,000円+部数 |
コツは“情報は変えてもロゴは同じ”“写真は共通ライブラリを使用”の二点。こうするとデータ作成料が最小限で済み、印刷枚数だけ調整すれば OK です。
4 デジタル連携で効果を倍増
紙が得意なのは「手元に残ること」。一方で、詳細情報やリアルタイム更新はウェブが勝っています。そこで QR コード を活用し、二段構えの導線を設計しましょう。
- 名刺裏 → 会社のホームページへ
- パッケージ側面 → レシピ動画へ
- ちょい飲みマップ → Google MAP のリストへ
QR を埋め込む場所は余白にほんの1cm 四方で十分。デザイン上も邪魔になりません。なお、コード領域にまで小田原の梅モチーフをうっすら重ねるなど、細部で遊ぶとブランドイメージがぐっと高まります。
5 地元クリエイターと組むメリット
東京の有名事務所と比べて、小田原のデザイン事務所には三つの強みがあります。
- 地域知識:祭りの日程や交通規制などローカル事情を最初から把握。
- レスポンス:距離が近いので撮影・修正の往復が速い。
- 費用感:都心相場より20~30%抑えられるケースも。
さらに、市内の美術系高校や専門学校を巻き込めば、次世代クリエイターの育成にもつながり、企業にとっては CSR(社会貢献)的な側面もアピールできます。
6 観光向け“体験型”印刷ツールの可能性
海外ファンが増えている 小田原城 では、外国語パンフを AR 対応にして「カメラをかざすと武将が立体的に現れる」仕掛けを実験中とのうわさ。ここでも紙+デジタル+デザインが三位一体となり、「持ち帰って家族に自慢したいおみやげパンフレット」という新しい価値を生んでいます。
7 事業者向け・小田原版チェックリスト
- 小田原らしい三要素(城・海・山/梅・みかん・かまぼこ/歴史・自然・人)をメモ
- 自社の強みと重なるものに★マーク
- 1枚のカード or ラベルに★要素を1つ以上盛り込む
- 印刷仕様(紙質・加工)を “触感” 視点で決める
- QR でホームページ or SNS へ誘導し、最新情報を追える導線をセット
8 補助金・助成金を忘れずチェック
小田原 市や神奈川県は、「クリエイティブ産業支援」「小規模事業者持続化補助金」など ―― 印刷・広告費にも使える制度を複数用意しています。採択率を上げるコツは「地域連携」を企画書に明記すること。たとえば「商店街2店舗と共同でチラシを作る」「地元学生と撮影を行う」といった一文があるだけで、審査員の評価が大きく変わることがあります。
まとめ:一枚の紙が街を変える
デザイン と 印刷 は、決して“古い宣伝手法”ではありません。むしろスマホ時代だからこそ、手に取れるリアルな情報媒体は「記憶に残る仕掛け」として輝きを増します。しかも 小田原 には城下町の歴史、寄木細工や提灯といったクラフト、相模湾に沈む夕陽など、ビジュアル素材の宝庫がそろっています。
まずは名刺やショップカードなど、小さな紙片からで構いません。そこにほんの少しの 小田原らしいデザイン と “触感” を与え、QR でホームページへつなぐ。そんなシンプルな一歩が、人と人、人と街をつなぐ大きな波紋を生み出すかもしれません。
今日の記事が、あなたの「やってみよう」の背中を押すきっかけになれば幸いです。さあ、次に手に取ってもらうその一枚から、小田原 をさらに元気にしていきましょう!
Design&Printing 印刷市場
デザイナーが多数所属する印刷市場では、シンプルなオリジナルデザインや個性的、ブランディングなど個々のスキルとご依頼内容を照らし合わせ、デザイナーを選定いたします。個人様・企業様・新規開業などデザインからの作成、aiデータの持ち込みもお受けいたします。ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。弊社実績紹介ページも併せてご覧ください。
〈印刷市場でできること〉オリジナルデザイン、テンプレートデザイン、普通紙印刷、特殊紙印刷、大判印刷、デザインのサブスク、名刺、チラシ、ポスター、リーフレット、ロゴ、はがき、封筒、WEB(ホームページ)、シール、のぼり、横断幕、Tシャツ、ハンコ、パッケージ、レーザー彫刻、伝票、タオル、チケット、キーホルダー、冊子、その他オリジナルデザイングッズなど各種制作承ります。
●印刷市場は城下町小田原にあります。
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