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小田原ホームページリニューアル成功事例!訪問者が増えた秘訣

ホームページのリニューアルって、やるべきタイミングが難しいですよね。「古いかも…」と思いながらも、コストや手間を考えるとつい後回しに。今回は、そんな悩みを抱えていた小田原の老舗企業の事例をご紹介します。

実はこの企業、リニューアル前は「お問い合わせが少ない」状態でしたが、刷新後は訪問数が大きく伸び、検索での露出も改善。実売にもつながりました。スマホ対応遅れや情報設計の不足など、見落としがちな“集客の盲点”をどう解消したのか、担当として関わった視点でまとめます。地方企業で予算が限られていても再現できるヒント、多めです。


1. 「うちのサイト、さすがに古すぎ…」老舗が劇的ビフォーアフターを実現するまで

小田原市内の老舗和菓子店。知名度はあるのに、サイトは10年以上手つかず。

  • 課題感:スマホで読みづらい/写真が少なく魅力が伝わらない/更新が難しい。

  • 方針:強み(長い歴史・季節商品・職人技)を見える化しつつ、スマホ最適化・写真と動画の充実・注文導線を整備。

取り組んだ主な改善は次の5点。

  1. スマホファーストのレスポンシブ設計

  2. 商品写真を全点撮り直し(質感・サイズ感が伝わる構図に)

  3. 職人の手仕事を短尺動画で紹介(滞在時間が伸びやすい)

  4. シンプルなオンライン注文フロー(迷わないUI)

  5. 地図・営業時間・駐車情報などの“来店基本情報”を見やすく整理

公開後は、閲覧・滞在・問い合わせがいずれも明確に改善。遠方からの注文も徐々に増え、若い層の新規流入が目に見えて増えました。見た目の刷新だけでなく、誰に何をどう届けるかを再定義したことが勝因でした。


2. 訪問数が伸びた理由は“盲点つぶし”にあり:地方企業サイトの定石リメイク

製造業のサイトを分析すると、ユーザーが欲しい情報サイトに載っている情報がズレていることがよくあります。対策はシンプル。

  • 地域性×SEO:小田原・県西エリアの検索意図に合わせ、地域キーワードと実績・事例を丁寧に記述。

  • FAQの徹底:見積・仕様・納期・導入手順・サポート…問い合わせログをもとに“聞かれがち”を先回り。直帰・離脱が下がりやすい。

  • モバイル高速化:画像最適化/不要スクリプト削減で表示をサクサクに。検索評価と体験の両方に効く。

  • 地域の信頼要素:地元の金融機関・商工団体・学校や自治体との連携実績など、“顔が見える根拠”を一枚に集約。

ホームページ=会社案内ではなく、顧客の意思決定を後押しする接点。この視点へ切り替えると、少ない改修でも成果が出ます。


3. デザインだけじゃない!成果を押し上げた5つの改善ポイント

  1. モバイル最適化の徹底
    スマホ比率が高い前提で、テキスト量・行間・ボタンサイズ・指の動線まで設計。画像の遅延読み込みで体感速度も改善。

  2. ユーザー動線の再設計
    人気コンテンツへの到達を“最短2タップ”に。CTA(問い合わせ・購入・予約)の位置と数を整理し、迷いを減らす。

  3. 地域ストーリーの拡充
    「小田原の歴史・風土・技」と商品を結び、読み応えのある特集記事を作成。ロングテールの検索流入がじわじわ効く。

  4. 速度チューニング
    画像圧縮/コード圧縮/キャッシュ設計で読み込み短縮。結果として滞在・回遊・検索評価がそろって改善。

  5. 計測→仮説→小改善のループ
    アクセス解析とヒートマップで“見られている場所/無視されている箇所”を把握。四半期ごとにトップの構成を微調整。

どれも一気にやるのではなく、優先度の高い順に少しずつ。ユーザー調査と競合観察を前段でやっておくと、ハズレにくいです。


4. 「検索で見つからない…」からの逆転:地域密着コンテンツが効く理由

やみくもに記事数を増やすより、検索意図にハマる“地域×目的”の掛け合わせが近道。

  • キーワード設計は、指名+一般語に加え、**目的語(手土産・体験・見学・予約など)**を組み合わせる。

  • 商品ページには素材の由来・作り手・地域の背景まで書き込む(重複回避&独自性UP)。

  • 周辺スポットと絡めた周遊コンテンツを定期更新。地図・動線・所要時間まで載せると保存率が上がる。

  • 公式プロフィール(地図サービス/業種プラットフォーム)とSNSを連携し、季節情報を一貫表現。

この“地域性の深堀り”は、中小・地方企業ほど効きます。遠回りに見えて、差別化と検索評価の両立がしやすい方法です。


5. 予算は限られていても、ここまでできる:配分と段階設計のコツ

  • 優先順位:収益直結のページ(購入・予約・問い合わせ)と“来店基本情報”を最優先で磨く。

  • 段階リニューアル:3か月ごとに“機能→導線→コンテンツ→表現”の順で改善。初期投資を抑えつつ学習効果を乗せる。

  • 地元パートナー活用:移動・調整コストが少なく、地域理解が深いぶん要件定義が速い。

  • 既存CMSを賢く使う:プラグイン等の標準機能で足りる設計に寄せ、個別開発は最小化。

  • 内製×外注の線引き:撮影・原稿の一次素材は内製、編集・補正はプロに。コストを抑えつつ品質を担保。

  • 計測と改善:無料の解析ツールでKPI(CV、回遊、直帰、検索流入など)を定点観測。良い型を横展開。

結果、限られた予算でも“見える成果”を積み上げやすい進め方になります。

2025.08.13 | SNS
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