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Disgn&Printing印刷市場

週末は小田原で地域貢献!都会脱出組が見つけた新しい生き方

はじめに──忙しい平日に「余白」を足す方法

こんにちは。満員電車と終わらないタスクに追われ、「このままじゃ心が擦切れそうだ」と感じたことはありませんか? 私も以前はそうでした。けれど今は、平日は都内で働き、週末は海と山に囲まれた街へ通う生活を続けることで、心身のバランスが大きく変わりました。 完全移住ではなく「週末だけ地域と関わる」——そんな二拠点ライフだからこそ得られる充実感を、体験談を交えてお届けします。


1.週末の小さな旅が、地域と自分を変える

私が通う海沿いの城下町までは、新幹線なら 30 分少々、在来線でも 90 分ほど。金曜夜に東京を出発し、日曜の夕方に戻るリズムは想像以上に負担が少なく、「遠足の前夜」のようなワクワク感を毎週味わえます。 到着すると、まず夜の海を散歩。潮風を深呼吸するだけで、平日に背負った緊張がふっとほどけるのを感じます。


2.週末ボランティアで見つけた地域の魅力

この街には、自治体やNPOが企画する週末ボランティアが豊富にあります。

  • 海岸クリーンアップ――ゴミ拾い後に見る夕焼けは格別です。
  • 梅林やみかん畑の手入れ――農作業が初めてでも丁寧に教えてもらえます。
  • 歴史地区のまち歩きガイド――観光客に地元の物語を伝える役割です。

どれも半日~1日単位の活動で、初回から気軽に参加できます。共通しているのは「人と人がすぐにつながる」空気感。都会で隣人の顔を知らない暮らしをしていると、その温かさに驚きます。


3.自分のスキルが思わぬ形で役立つ

私はデザインが趣味で、最初は畑仕事だけのつもりでした。ところが「イベントのチラシを手伝ってほしい」と声を掛けられ、週末の合間にポスターを制作。 地元の印刷所が仕上げてくれたA2ポスターは想像以上に好評で、街角に自分のデザインが貼られた瞬間、言葉にできない喜びを覚えました。 こうした“小さな特技”が地域の役に立つと、自分の仕事や趣味へのモチベーションも高まります。


4.空き家がカフェになるまで──プロジェクト参加記

ある週末、自治体主催の地域プロジェクトに参加しました。テーマは空き家活用。築 60 年の町家を改装し、コミュニティカフェとして蘇らせる試みです。
・最初は掃除と壁の塗り直し
・次にメニューブックのデザイン
・最後にオープンイベント用のスタンプラリーを企画 と、週末ごとに関わり続けるうち、店には地元の常連や観光客が集まりはじめました。いまも月1回のペースで手伝いに通っていますが、「新しい居場所ができた」という安心感は何ものにも代えがたい財産です。


5.週末農家として学んだこと

高齢化で手入れが行き届かないみかん畑のサポートにも参加しています。剪定ハサミの握り方から教わり、収穫期には早朝から作業。 採れた果実は学校給食に寄付されたり、都市部のマルシェで販売されたり。自分が関わった作物が誰かの食卓に届く過程を知ると、食事への向き合い方も変わります。 農家さんは「週末だけでも本当に助かる」と笑顔。都会では味わえない手応えがここにはあります。


6.二拠点生活を続けるためのコツ

  • 交通手段を固定する  新幹線回数券や在来線のフリーパスを活用し、費用を平準化。
  • 荷物は現地に置く  作業着や長靴は貸倉庫や知人宅に保管し、身軽に往復。
  • 宿は“顔が見える”場所を選ぶ  ゲストハウスや素泊まりの民宿に常連になると、地域情報が自然に入ります。
  • 休む週末も作る  活動が楽しくても無理は禁物。月に一度は何もしない週を設定。

7.得たものは「肩書きのないつながり」

都会での肩書きや職種は、ここではほとんど関係ありません。
畑で鍬を振るえばみんな同じ見習い、海岸でゴミを拾えば仲間。
そうした肩書きのないフラットな人間関係こそ、週末二拠点生活の最大の魅力だと感じています。


まとめ──週末の電車に乗るだけで始まる地方創生

本稿で紹介したのは、あくまで一つの街での体験ですが、「週末だけ地域と関わる」仕組みは他の地方都市にも広がり始めています。 デザイン・IT・農業・ガイド…どんなスキルでも構いません。あなたの「得意」や「好き」が、地域では貴重な力になるかもしれません。 まずは金曜の仕事終わりに電車へ飛び乗り、土曜の朝を海や山のそばで迎えてみてください。 きっと、これまで気づかなかった自分と出会えるはずです。


※この記事は 2025 年 6 月時点の体験談と公開情報をもとに再構成しています。本文では具体的な団体名・施策名を一般名詞に置き換え、未確認情報は除外しました。

2025.06.21 | SNS
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