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観光地・小田原の飲食店が実践したホームページリニューアル成功法則

 

「観光地に店を構えているのに、ホームページが古くて集客に結び付かない」。小田原に限らず、多くの飲食店オーナーが抱えるお悩みです。今回は 城下町エリアの老舗和食店 が、サイトを丸ごと作り直しただけで予約数と売上を伸ばした手順をまとめました。

「スマホで見にくい」「場所が分かりにくい」——放置していた十年前のサイトを改善したら、想像以上に反応が返ってきました」(店主談)

難しい最新技術を使わず、ターゲット設定と情報のわかりやすさ に徹しただけ。今日から着手できるポイントを5章に整理しました。

 


1.サイトを変えたら客足が伸びる?実例の概要

  • 店舗:城下町の和食店(席数 40)

  • 課題:

    • 平日は観光客がつかまらず売上が安定しない

    • ホームページはパソコン向けのみでスマホ非対応

  • 改善後:

    • スマホ閲覧を最優先に再設計

    • 観光客が知りたい「アクセス」「空席状況」「人気メニュー」を即表示

    • 公開2か月後、オンライン経由の予約件数がおおむね 2〜3倍(店内集計)

数字はあくまで店舗側の自己申告ですが、**「平日の空席が減り、電話応答の手間も激減した」**という声は事実です。

 


2.モバイルファーストと“位置情報”の徹底

なぜスマホ優先?

観光客は移動中に「◯◯ ランチ」「◯◯ 海鮮」などで検索します。パソコン前でじっくり探す人は少数派。そこで

  1. ページ読み込み 3秒以内

  2. タップしやすい予約ボタンを常時表示

  3. Google マップと連動した徒歩ルート

を実装。地図は駅・城址・主要駐車場の3パターンを用意し、“今どこにいるか”で最短経路が変わることを意識しました。

 


3.地域特化キーワードで検索に強くなる

“おしゃれ”和食より“地名+料理名”

  • 「○○城 近く 魚料理」

  • 「○○駅 徒歩 ランチ」

といった 地理+目的 を含む語句を、見出しや alt 属性に散りばめます。大切なのは「検索エンジンのために書く」のではなく、読み手が知りたい情報を端的に置くこと。結果として検索で拾われやすくなります。

 


4.写真とストーリーで“行きたくなる理由”をつくる

撮り方のポイント

Before(旧サイト) After(新サイト)
・蛍光灯の下でスマホ撮影 ・自然光+料理人の手元を入れプロ撮影
・メニュー写真1枚のみ ・季節/時間帯/産地紹介を分割掲載
・食品以外の情報なし ・「店主が毎朝仕入れる魚」や「農家直送野菜」の背景を文章で補足

視覚情報が増えるほど「行ってみたい!」と感じる確率は上がります。SNSで拡散されやすい一枚を用意することも忘れずに。

 


5.オンライン予約と口コミ連動で“最後のひと押し”

  • 24 時間受付フォーム
    • 日付を選ぶ → 人数 → コースを選ぶ → 送信まで1画面
  • LINE・Instagram DM 予約
    • 若年層が電話を敬遠しがちな点をカバー
  • 口コミ自動表示ウィジェット
    • Google マップやグルメサイトの新着レビューをトップページへ流し込み
    • 来訪客の「同じ行動パターンの人」はレビューを信用しやすい

結果、深夜や早朝に入る予約が全体の4割を占めるようになり、営業時間外の取りこぼしが大幅に減少しました。


まとめ──“観光地だからこそ”Web で差がつく

  1. スマホ最優先で設計
  2. 地名+目的キーワードを散りばめる
  3. 写真と産地ストーリーで期待値を上げる
  4. 予約導線を1タップにまとめる
  5. 口コミをリアルタイムで見せる

これらは特別な技術ではなく、ユーザー視点を徹底するだけで実現できます。ホームページは立地や内装より安価に改善できる「24 時間働くスタッフ」。更新が止まっているサイトをお持ちなら、まずはスマホで自分の店を検索してみるところから始めてみませんか?


本記事は小田原市内を含む複数地域の飲食店ヒアリングをベースにした一般化事例です。店名・数値はイメージしやすいよう再構成したもので、実在店舗を特定するものではありません。

2025.06.25 | SNS
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